「株暴騰の法則」 感想
Table of Contents
Prime Readingで無料だったため流し読みしました。
総評: +1 (オススメ)
投資における 基礎が上手くまとまっている ので、これから株取引を始めようと思っている人、少し取引をしてみた人にオススメです。
ここにある情報だけで大儲けというのは難しいと思いますが、少なくとも知っていて損はないでしょう。
総評
「株暴騰の法則」と銘打って、60ほどのトピックが解説されています。
タイトルはやや釣りで、「株価 変動 の法則」程度に留めたほうが良いのではないかと感じました。
この本の優れた点は以下の3つです。
- 胡散臭くない(客観性が高め)
- 取引に役立つトピックに絞って掲載されている
- レイアウトが綺麗
詳細
胡散臭くない(客観性が高め)
よくある 儲かる系 の本とは違い、 ルールを説明する というコンセプトを忠実に守っていると言えるでしょう。
分析結果も適宜挟まれますが、事実無根な内容や極端な主張は見当たりませんでした。
取引に役立つトピックに絞って掲載されている
ひたすら理論を説明する本ではなく、取引に役立つ内容も含めて説明しています。
例えばアノマリーやテーマ、テクニカルなどが掲載されており、理論的な根拠のみならず投資家心理についての説明がされています。
これらの情報は、特に投資始めたての頃から知っておくと有用でしょう。
また、ハードルの高い板読みなどは出てこず、出来高に触れるだけに留めているのも好印象です。
レイアウトが綺麗
1ページでトピックの説明、もう1ページで図解と、見開きで1トピックを解説しています。
非常に読みやすレイアウトですので、いまいち実感が沸かない初心者のうちでも理解しやすいと考えられます。
後から振り返って読むのにも適していますね。
まとめ
で、なぜ評価が+2ではないのか。
それは 単に自分向きではなかった からですね。昔知ってれば良かったのですが。
また、この本にしかない情報や主張があるわけではありません。
国際会議でたまにある、 その分野の研究をまとめた論文 だと捉えれば良いかと思います。
未経験者であれば、 何回か取引してみてから読む のが一番オススメです。
全く経験がないと興味が湧きにくいと思いますので。