ぷるぷるした直方体

元職業エンジニアの雑記です

シドニーの観光地レビュー

2泊3日でシドニー観光をしてきました。 多くの観光地を巡ってきましたので、後の観光に役立つようおすすめ度を添えてレビューを記載しました。 独断と偏見と一人旅に満ちているので、参考になるかは定かではありません。 観光に便利な交通Tips付きです。

名所

Opera House - ☆☆

シドニーどころかオーストラリアといえばコレ、と言っても過言ではないスポット。

もしここでオペラを観たりレストランで食事するのでなければ、ただの変な形の建物です。有名なのでインスタ映えはするかもしれませんが、巨大なためその場で撮るとオペラハウスだと認識されない恐れがあります。

要は「遠目に見て楽しむ建物」。下記のHarbour Bridgeと組み合わせるのが良いでしょう。

近い

Harbour Bridge - ☆☆

シドニーを代表する建造物。当然ながら日常的に利用されており、なかなかの交通量です。

この橋自体は飾りっ気は無いですが、Opera Houseが良く見えるため写真撮影に利用するのが良いでしょう。名所を2つ組み合わせるといい感じになるというステキな関係です。橋の東側をタダで歩行でき、片道15分くらいです。24時間歩けるので、することがない夜に赴くのが良いでしょう。

なお、歩行者用通路に辿り着くのは結構難しいです。私は詳細な手順を書いたガイドを読んだのですが、これがなかなか面白いです。数行で済むはずの道案内が、途中で名所の解説を挟んだり道草を食わさせられるので時間がかかります。さらに途中で辞めるオプションが用意されているので、本当に案内する気があるのか定かではありません。

ちなみにHarbour Bridge Walkというフレームを歩けるツアーがありますが、A$300くらいするので参加するには相当な目的意識が必要です。

Opera HouseからのHarbour Bridge 橋自体 橋からのOpera House

Darling Harbour - ☆☆☆

要は埠頭。

観光地なだけではなく、大きなフェリーの駅があります。交通に便利であり、かつ憩いの場になっていますが、ここで特にすることはありません。夜景を撮ると綺麗な気がしますので、夜にHarbour BridgeからOpera Houseとコレを両方収めればポイントが高そうです。

Sydney Observatory - ☆☆☆

小高い丘にある観測所。

タダで望遠鏡や天体の写真が見れ、景色も楽しめます。僻地にあるのでなかなか普通の観光では行かないのではないかと思います。私も出来ることなら行かないで済ませたかったですが、なんせやることが無かった。

展示はかなりこじんまりとしていますが、天体の模型があったり望遠鏡のレンズを差し替えられたりとなかなか楽しいです。宇宙が好きならより楽しめるかと思います。

展望台 展望台からの風景

Haymarket - ☆☆

アンダーグラウンド感のある市場。

大量の店が雑多な品物を売っています。版権を無視していそうなTシャツや被り物が沢山売られており、活気を感じさせます。ここで物を買うのは勇気が要りますが、通路として使うとなかなか面白いです。

Mrs Macquarie's Chair - ☆

岩と水辺です。

岩だなぁ、という感じでそれはそれで綺麗で良いのですが、アクセスの悪さが問題です。他のどこにも繋がっていない半島の先っぽにあるので、相当歩いた結果岩を眺めることになります。ジョギングの折返し地点にはうってつけでしょう。

岩やで 岩と水辺やで

Angel Place Birdcages - ☆☆

裏路地を進むと、沢山鳥かごが浮いています。

ファンタジー映画のワンシーンにありそうで良いですが、思ったほど風情がありませんでした。上だけ見ると良いのかもしれませんが、真下で店を営業しているのが問題なのかもしれません。

写真で見ると面白そう

動物園・水族館

SEA LIFE Sydney Aquarium, Madame Tussaudsは同じ会社が運営しており、場所も真横です。まとめてチケットを買うと安上がりなので、両方訪れることをオススメします。

SEA LIFE Sydney Aquarium - ☆☆☆☆☆

市内の良い位置にある水族館。小さい……かと思いきやオーストラリアなのでデカい。カラフルな魚やクラゲ、サメやマンタやジュゴンなど、様々な希少生物が間近で確認できます。

が、そんなことがどうでも良くなるほどペンギンコロニーが最高です。ジャンプして階段を登ったり、石を咥えて運んだり、高速に泳いでいたりと様々な姿が拝める、まさにパラダイス。ボートに乗ってペンギンを眺める2分ほどのアトラクションもあり、至れり尽くせりです。ここにカフェを作れば収益ドカンなのでは。

距離感よ 生き物ではない

Taronga Zoo - ☆☆☆☆

市内からバスで25分ほどの位置にある動物園。郊外なだけあって非常にデカい。

キリンやゾウ、コアラやカンガルーといったオーストラリア感のあるけものや、鮮やかな鳥、水棲生物が観察できます。アシカショーを始め時間限定のイベントも豊富です。また、敷地の広さを活かして熱帯雨林ゾーンや真っ暗闇ゾーンなど、テーマに沿った展示が楽しめます。じっくり回ると一日では足りないかもしれません。急いで回ると2〜3時間で済みます。

そんなことがどうでも良くなるほどペンギンが可愛かった……と言いたいのですが、ペンギンゾーンは上記SEA LIFE Sydney Aquariumに比べてこじんまりしています。ペンギン以外にも目を向けましょう。

アルパカさん ゾウ3 星型のカメ 皆伝オーラ Python アシカショー アフターケアもばっちり

美術館・博物館

入場無料の施設とそうでないものが入り混じっています。行く際はよくチェックしましょう。また、大体17:00頃に閉まるのが結構辛いです。

Madame Tussauds - ☆☆☆☆

蝋人形館です。有名人たちがいい感じに配置されています。世界各国にあります。

実在の芸能人・スポーツマンから、映画のキャラクターまで面白そうな人(と人外)の蝋人形が飾られています。言葉にするのは難しいですが、なんとも面白いです。写真映えするよう配置されているので、インスタグラマーもニッコリな内容でしょう。個人的にはデップの圧が一番良かったです。

本来の楽しみ方では無さそうですが、プロカメラマンの気分で撮影してゆくのも面白いかと思います。

デップの圧 セレブ感 人外まで カオスすぎる

St Mary's Cathedral - ☆☆☆☆

想定の倍のサイズはある教会です。入場無料

多くのステンドグラス、彫刻や教会特有の物品が閲覧できます。大体半分まで来たところで「普通の教会だとここくらいで折り返すな」という考えが頭をよぎりました。無料で市内にあるので、空き時間に組み込める優れた観光地です。

Museum of Contemporary Art Australia - ☆☆☆☆

タイトルロゴが壁を回り込んでいて、既に面白い美術館です。入場無料の美術館。

名前からわかる通り、わからない絵が沢山あります。特集は中国のアーティストらしく、末期のネテロ会長みたいな人が沢山書かれている絵やアニメーションが多く展示されていました。

常設の展示も風変わりなものが多かったです。永遠に親指を合わせ続ける動画や、ポツンと置かれた自転車により、感情とはなにかを考えさせられました。

自転車 犯人みたいな顔 キッズコーナーの横に置いていい代物ではない ダイナミズム ネテロ会長…… 材質1 材質2

Reserve Bank of Australia Museum - ☆☆☆

中央銀行に併設されている展示です。オーストラリアのお金の歴史がわかります。入場無料

ポンドから豪ドルへの変遷、ポリマー紙幣への転換など、貨幣にまつわるストーリーが語られています。今まで知らなかったのですが、2016年から新ポリマー紙幣が発行されていたんですね……やたら透明なお札を見かけて不思議に思っていましたのですが、謎が解けました。

おそらくNSW州で最大の美術館。極めて豊富な展示があります。入場無料の美術館。

ヨーロッパの絵画がメインの展示らしく、地上階の大部分は鮮やかな裸婦画と風景画で占められています。地下に潜るとモダンアートの領域があり、急にバスの座席が出てきたり、異常な数の弾幕や、カーペットで作った森が出てきたりします。何を言っているのか分からない方は画像を探してください。毎度恒例の色を塗っただけのキャンバスもちゃんと沢山あります。壁紙を選びに来たわけちゃうんやぞ。

大量の玉。実際見るとすごい圧 ふつうに怖い 座席ですね 巻き貝だ 福本伸行漫画にいそう

材質これくしょんがあったり

うっさいわ

VRによる展示があったり

人は少なかった

風景画が飾られていたりします。

普通に綺麗

何にせよオススメです。気にいる作品が見つかることでしょう。

Museum of Sydney - ☆☆

Government Houseの跡地に建てられた博物館。シドニーの歴史が紹介されています。

個人的にそこまで目を引く展示がなかったのと、入場料がかかるのであまりお勧めではありません。歴史や考古学に興味があれば面白いのかもしれません。

受付のお兄ちゃんは非常に気さくで良かったです。何故か国籍を聞かれ、「趣味で聞いてるんかな」と思いながら答えたら日本語のパンフレットをくれました。

美味しそうな展示

Gaffa - ☆☆☆

小さな美術館。余った時間を使うのにちょうどいいです。

ビルの1フロアを使った小さな美術館。入場無料なので、最終日の調整に一役買ってくれました。展示はなかなかアーティスティックなものが多かった(モダンな意味で)ですが、展示は比較的頻繁に変わっているようなので当たり外れはありそうです。

公園・植物園

公園は基本いつ行ってもいいですが、Royal Botanic Gardensは17:30で閉まるので要注意。

Hyde Park - ☆☆

市内にあるランドマーク的な公園。

ややこじんまりとした(相対的に)公園なので、観光で行く必要は特に無いと感じました。市民の憩いの場みたいです。

噴水

Royal Botanic Gardens - ☆☆☆☆

ほぼ市内にある巨大な植物園。

なんせ大きいので、容易に迷います。一部の植物園 + 大きな公園といった感じです。緑は勿論、埠頭やOpera Houseも眺めることができるお得なスポットです。また、Opera HouseやMrs Macquarie's Chairへ向かう途中に通るので、参入障壁も低いです。

他にも色々あったかもしれませんが、普通に見逃している可能性が高いです。なんせデカい。

本物ではない 蛇足感 狛犬 狛女……?

Barangaroo Reserve - ☆☆☆

浜辺感が味わえます。ビーチまで行く時間が無い時には良いかも?

波の音や潮の香りなどにより結構な浜辺感があるので、のんびりするには良いかもしれません。そこそこ僻地にあるので、時間が無い場合に行くことはないでしょう。

結構本格的

食事

値段が基本高いですが、旅行なので気にしないことにしました。

Yummy Pepper House - ☆☆☆☆

Haymarket付近の店。本格的、というか本格。壁の絵がかわいい。

本格的な麺が食べたくなってふらりと入店。中華料理店なのでホンマモンの麺が出てくるだろうと考えたのですが、火鍋のスープ(多分)を使ったラーメンが出てきて想像以上でした。どうやらここは火鍋の店だったようですが、ラーメンのスープに同じものを使うとは天才か。

この付近は中華街らしいので、ホンマモンの中華料理が容易に食べられるようです。麺に飢えたらぜひ。

じわりと辛い

Basket Brothers - ☆☆☆☆

贅沢で優雅な朝食を味わえます。

トリュフとその他キノコを和えたスクランブルエッグを食べました。勿論美味しかったのですが、A$18します。確か全てのメニューがA$15を超えていました。庶民なので朝食にこれだけ払うことにビビっていましたが、旅行なのでしょうがないと納得して今に至ります。

他のメニューも字面からして美味しそうだったので、機会があればまた訪れてみたいです。

周りのソースももちろんうまい

Ippudo - ☆☆☆☆

特に説明する必要ないですね。

日本との違いといえば、値段が1.5倍くらいすること、イケイケなサウンドがフロアに響いていること、もやしが無いこと、店員さんが多国籍なことくらいでしょうか。メニューは極めて日本に近く、味は同じでした。

なお、ChannelやDiorといった高級ブランド店がある(銀座みたいな)土地のスタイリッシュなビルに入っています。違和感。

安定感 味は変わらず

Suzie Q Coffee & Record - ☆☆☆

朝食で利用。レコードを模したメニュー、メキシコ帽子を被った店員など、一風変わったお店です。

パン・卵・葉っぱ・人参の漬物、という何の料理かわからないものが出てきました。いや、自分で頼んだんですが。メニューが複雑で自分の英語力では何が出てくるのか分かりませんでした。きっとネイティブでも何かわからないに違いありません。何にせよ美味しかったです。特に人参。

コーヒーはメキシコ産で酸味と苦味が強い一品でした。だからメキシコ帽子被ってたのか。

コショウはオプション

ゲーセン

DDR Extremeとin the groove、PIUは発見しましたが、他のKONAMIっぽい音ゲーは見当たらず。最大の都市だけあって日本のゲーセンっぽいゲーセンが多かったですが、それでも日本ほど充実している環境はありませんでした。

交通

まず最初にすべきことは、Opal Cardを空港で買うことです。電車の駅でデカデカと書いているので簡単です。最初にチャージする金額を決められるので、A$35くらい入れれば良いでしょう。これ一枚で全ての公共交通機関に乗れます。

BrisbaneのGo Cardとほぼ同じですが、こちらの方が楽しげな決済音がします(Opalなのでクリスタルな感じなのでしょうか)。Balanceがマイナスになっても駅から出れるのも同じです。

なお、今回Ferryは使わなかったので省略しています。

Airplane

Sydney Airportはさして面白くありません。

Jetstarを使いましたが、キャンセルも遅延も無く平和でした。日程にもよりますが、BNE-SYDはA$200以下で往復チケットが取れます。距離的にも、東京-大阪間のイメージで良いかと思います。

Train

空港から市内へ行くのには電車が一番便利です。便利なのですが、空港にある駅を利用するだけでA$13近く請求されます汚い賢い。ちなみにこれはBrisbaneでも同じです。複数人での旅行であれば、近くの駅まで電車で移動し、その後UBERを使う方がよっぽど安くなる場合があります。よく検討しましょう。

総2階建ての大きな電車は「The 輸送力」といった感じでステキです。

Light Rail

こじんまりとした電車、いわゆる路面電車でしょうか。電車に比べて安いです。特に違いを意識することは無いと思います。

Bus

バスのシステムは特に変わりません。が、より荒いようです。バス停から20mほど離れた場所に停止して、慌てて追いかける必要が生じたりしました。

Taronga Zooへのバスではバス停のアナウンスがありましたが、他は無かったので基本無いと思ったほうが良さそうです。

宿

市内まで歩ける距離でPrivate Roomなら、AirBnBでA$50/日が格安といったところでしょうか。 複数人だともっと安くあがりそうです。何にせよBrisbaneと比べると圧倒的に高い印象です。

SurryHillsは中心地まで20分ほど歩きますが、安くて周辺に店も多いのでオススメです。 お金に余裕があれば、The Rocksなど中心地に泊まるのが良さそうです。

募金箱これくしょん

オマケ。動物園や水族館では、趣向を凝らした募金箱が設置されています。

メモ

  • 歩きタバコをしている人が多い。そのためか、道にはタバコの吸殻が結構落ちてる
  • 物価はやはり高い。が、我らがWoolworthsにある品物の値段は(見た感じ)変わらなかった。水が欲しければWoolworthsに行こう
  • 回転寿司は一皿A$3.5。風変わりなメニューが多く面白そうではある。スキャンピーってなんだ
  • 市内をずっと徘徊していたので、1日で42,000歩を記録した

まとめ

シドニーは都会かつ観光地なだけあって、観光の選択肢は豊富にあります。特に市内に集約されており、多くの観光地を一日で回ることも可能でしょう。が、17:00以降は選択肢が極端に狭まるのが難点です。夜は出歩かないか、夜景スポットは昼に行かないなどの工夫をするとより楽しめそうです。

今回行かなかったSydney Tower Eye、WILD LIFE Sydney Zooもいつか行ってみたいところです。