飛行機を個別に取ってアメリカとカナダを観光する際の注意点

2018-01-24

アメリカとカナダに旅行に行きました。 その際、「折角なので自分で全部決めよう」ということでツアーに頼らず飛行機やホテルを予約しました。

結果、 二度とやるか と思うくらい大変だったので、注意点を書き溜めておきます。

今回は飛行機編です。ホテル編はまたいずれ。

注意点1: 予約までに時間が掛かる

1つ目の問題は、探すのに時間が掛かることです。

自由度高すぎ問題

ツアーに比べ圧倒的な自由度を誇りますが、その自由度ゆえ、かなり慣れていないとスクリーニングに多くの時間がかかります。さらに、現地に行く目的(観光名所をまわる、知人に会いに行く、散策するなど)を満たせるような時間のフライトを組む必要があります。

乗り換えで 到着まで30時間以上掛かる ものや、超深夜に着いて公共交通機関が動いていなかったり、着いた日に名所が閉まっていたりという問題も自分で考えないといけません。

そう、これは制約充足問題なのです。人間が解いていいものではありません。

Webサービス乱立問題

幸い、便利なWebサービスが溢れる世の中です。が、多くあるのが問題で、それぞれ特定のルートがあったり無かったり、値段が異なったりして探し回らないといけません。

とりあえず私が主に使ったサービスを掲載しておきますので、何かの足しになれば幸いです。

この辺は、サービスをまとめるサービスです。色々なサイトの情報を横断して検索する類ですね。ざっくり制約が決まったら使ってみると良いでしょう。

ちなみに、私はサプライスで予約しました。クーポンやら何やらで比較的お得だったためです。

チケットの種類が多い問題

飛行機のチケットはなかなか難しいです。

正規航空券、PEX航空券、格安航空券など券自体の違いはありますが、自分で取る場合は 片道航空券往復航空券オープンジョー の区別が問題になります。

  • 片道航空券: 行きと帰りで自由に航空会社や空港を選べます。ただし、その分往復航空券に比べ恐ろしく高いです
  • 往復航空券: 行きと帰りが同じ空港、同じ航空会社の良くあるチケットです。最もお得
  • オープンジョー: 聞き慣れないですね。行き帰りの空港が異なりますが航空会社は同じチケットです。ほぼ往復と同じような値段で取れます

アメリカとカナダのような2国間を渡り歩く際には、オープンジョーのチケットを探しましょう。片道ずつ取ってしまうと相当な値段がかかってしまいます。

注意点2: 辿り着ける保証がない

無事いいルートを探して予約をしても、果たしてそれが移動可能かはわかりません。

時間が分からない問題

入国審査に行列ができる空港や、びっくりするほど郊外で移動時間が異様に掛かるなど、スケジュール通りに移動できるかは入念な調査が必要です。

ツアーであれば、その辺りを考えた便になっているので安心。何かトラブルがあってもサポートがありますね。

入国できるか分からない問題

アメリカのESTAは有名ですが、カナダにもeTAという電子渡航認証システムがあります。

通常、チケットを予約したサイトが定期的に「取った?」「取ってないよ」とメールを飛ばしてくれますが、それが無いと忘れず自分で取っておかないといけません。

これは気をつけましょう、で済む話かもしれませんが、他に注意すべきポイントが多すぎて基本的なところを忘れるというのは往々にしてあることです。

注意点3: 最大の問題は、大して安くならないこと

これだけ頑張ってフライトを決めたので、さぞかし安かろう

と思ったら意外にツアーと変わらない、むしろ掛かった労力を考えると割高だ、ということが起きます。

まとめ

よっぽどの自由度が必要な旅でなければ、素直にツアーに任せた方が良さそうです。

とはいえ、自分で色々と決めるのは楽しいので、自作PCが好きな人は一度くらいはやってみても良いかもしれません。私は一度やったのでもういいです。

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