ぷるぷるした直方体

元職業エンジニアの雑記です

「How Google Works」 感想

こちらも話題になっていたので読みました。

How Google Works(ハウ・グーグル・ワークス) 私たちの働き方とマネジメント (日経ビジネス人文庫)

How Google Works(ハウ・グーグル・ワークス) 私たちの働き方とマネジメント (日経ビジネス人文庫)

  • 作者: エリック・シュミット,ジョナサン・ローゼンバーグ,アラン・イーグル,ラリー・ペイジ,土方奈美
  • 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
  • 発売日: 2017/09/02
  • メディア: 文庫
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総評: +1 (オススメ)

「Team Geek」をチームビルディングの本とするなら、こちらは経営者のための組織(会社)ビルディングの本と言えるかもしれません。 「イノベーション」と付けられている章は最後の1つだけですが、本全体で「いかにイノベーションを起こすか」ということについて触れられているかと思います。

こう書くと対象読者がかなり限定されそうですが、単純に読み物として面白いのでオススメです。 特にエンジニアだと面白いと感じるのではないでしょうか。

細々とした感想

スマート・クリエイティブ

「スマート・クリエイティブ」という胡散臭い単語が頻出しますが、読んでいくと確かに適切な単語だと感じました。 頭に思い浮かぶ「優秀だと思った人」には、この単語がバッチリ当てはまります。 なんて便利な言葉。

イノベーションを起こすには

イノベーションという言葉が広く使われるようになり、様々な会社、様々なチームで取り組みが行われてきたかと思います。 中にはイノベーション部隊的なものがいる会社もあるとか。 本書では、「原始スープを用意して発生を待つ」という手法に基づいています。 要は、適切な環境(人、文化、場所、システム...)を用意すれば、自ずと発生するものだとしています。 勿論容易なことでは無いですが、結局は最も効率の良い方法に思います。

技術的アイデア

技術的アイデアにより圧倒的に使いやすかったりコストが下がったりすると、マーケティングに苦労せずとも勝手に広まっていくくらい強い商品になる、と述べられています。 いわゆる「イノベーティブな」製品です(よく「フォードの速い馬」が例えとして出てくるやつです)。 そうそう生まれないそんな製品ですが、現代では特に組み合わせによって生まれる、とあります。 多様性の確保が、いい製品を生み出す観点でも重要だという1つの例と言えるでしょう。

まとめ

社内の話や回想、有名人がちょいちょい出てきたりと、読み物としても面白いです。 特にビジネスに興味がなくても、一読することをおすすめします。