ぷるぷるした直方体

元職業エンジニアの雑記です

LiEat レビュー

評価が高くストーリーが面白そうなのはさておき、ジャケットがかわいいので購入したLiEat。 三部作がセットを一通りクリアしたので、全部ひっくるめたレビューを記載します。

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総評: 0 (やってもよい)

グラフィックとキャラクター・世界観は秀逸ですが、それ以外の要素が薄く、やや期待していたものとは違いました。 とはいえ、3作合わせても短く値段もお手頃なので、やって損は無い作品です。

雑な概要

ドラゴンの女の子と詐欺師が旅をしながらストーリー上の謎を紐解いてゆきます。 女の子は嘘を食べる能力を持っており、これを使って事件を解決します。

昔ながらの2D RPG形式を取っており、一応戦闘もあります。

良いところ

まず特筆すべきはグラフィックのクオリティです。 時折差し込まれるイラストやムービーが非常に良い味を出しています。 2D RPGならではのドット絵も綺麗に描かれており、世界観に浸るのに重要な役割をこなしています。

次に、キャラクター作りが上手く、100人中99人がクリア後のアンケートで「✓ エフィーナがかわいかった」となること請け合いです。 単にかわいいだけではなく、3作品を通して少しずつ成長が見れるのも素晴らしいポイント。

また、3作品は歯切れが良く統一感もある短編スタイルです。 全体を通して徐々に出生の謎が明かされていくので、軽やかに3作品を終わらせることができるでしょう。

さらに、マルチエンドなどの作り込みや、3作品でも定価298円と牛丼より安いなどの良い点があります。 しかもサントラ同梱。お得!

良くないところ

ここまでの評価であれば優れた短編と言えたのですが、やや疑問や不満に思った箇所がありました。

大きな疑問として、RPGである必要性があまり分かりませんでした。 「嘘を見抜く」ための探索があまり必要なく、かつ謎解きが親切すぎて難度が皆無なので、動き回れなくても問題がないように思いました。 さらに、ゲームバランスがイマイチで戦闘はボタン押しっぱで良いこと、戦闘までの演出が弱いことが「ノベルゲームで良かったのでは……?」という疑問に拍車をかけます。

細かい点としては、システムが古く音量調節が無い、画面解像度が2種類しかない、などの不満点もあります。

その他

  • 何故かギャラリーモードのサウンド設定だけ充実している

まとめ

やや勿体無く思う点はありますが、長所は小作品として非常に強いものが揃っています。 短時間で終わり安いので、ちょっとした気晴らしにはこれ以上無い作品だと言えるでしょう。